2012年に公開
どんなに駄目でもつぶれない会社。
どんなにまじめに、誠実に業務に向きあっても、力尽きる会社。
違いは・・・資金力。
高い理想を掲げ、顧客利益、従業員待遇に配慮し、
そして地域社会に貢献する。
そんなことしてると潰れます。
利益第一に、リスクヘッジや分散を意識し、イエスマンで固め、
他人を信じず、権限を渡さず、有能な人材は排除。
どんなに無理しても目指せ上場!。 これです。
関連する市場や同業他社への仁義なんてありません。
自分さえ良ければいいのです。
安売り、大量波状販売、下請けや取引先へのいろいろ。
なんでもあり。
資金さえあれば、潰れることはありませんから。。。
企業に勤務する立場の方。
現実は、こんなもんです。
いいものを造り、提供し続けることは難しい。
ある会社は、創業後、無理を重ね上場を果たしましたが、
粗製した管理職の未熟さからか、トップの経営理念が社内に伝わらず、
具体的な正邪、職分、職責があいまいのまま、
末端のスタッフが右往左往する始末。
もちろん、勤務するほとんどが『ワーキングプア』待遇。
雇用されている全員で300-400名ながら、毎年、二桁の退職者を輩出。
毎年億単位の純利益を計上しているようだけど。
いいものを造りたい。
いい会社で誰かのために貢献したい。
楽しく仕事をしたい。
だったら、自営、起業です。そんな時代になりました。
華やかにテレビCМを流す有名企業でも、
閉塞感と権力争いの坩堝という事も。
もちろん、自営は失敗するリスクはありますが。。。
それか、割り切ってそれなりの仕事でやり過ごす?
それとも、上が退職していくのを待ちます?
一度きりの人生をどう生きる?
経営者視点を体得した最強の社員という道もあります。
経営リスクを負いませんが、
経営者以上に実務能力、そして人望が必要かも?
経営者、いやいや社長。
成功への必須アイテムは、キャッシュ!