「人事の五角形」
・マネジメント能力—言葉通りの意味になります。
・創造能力————–どうやったら? いつまでになどの仮説構築→見立てるチカラ
・遂行能力————–想定外の事態、見立て違い発生時に立て直すチカラ
・積極性—————–自身で業務を獲得する、自身の役割を判断するチカラ
・分析能力————–作業手順、展開方法、リソースの過不足を検証し改善につなげるチカラ
いわゆる「能力」と言えば、
Aさんは、普通の人より1.5倍くらいの量をこなすね!とか、
Aさんは、普通の人より1.5倍くらい作業が早いね!を思い浮かべます。
しかし、五角形の能力査定には、上記のような作業能力の評価項目がありません。
つまり、作業能力自体は、査定項目に含まれないということです。
※150%の個人能力<リーダーシップを揮える管理者となりますね。
「人事評価」と「人事考課」とは。
「人事評価」**********「人事考課」
相対評価 ← 評価方法 → 絶対評価
クローズド ← 評価基準 → オープン
結果 ← 重視するのは→ プロセス
総合的評価 ← 評 価 → 分析的評価
減点主義 ← 主 義 → 加点主義
相対評価・・・Aさんが、年収○○○万円だから、Bさんは、○○○万円にしよう。
絶対評価・・・Bさんの能力に見合う報酬は、○○○万円がわが社の評価です。
相対評価は、年功序列型企業に見受けられます。。。
総合的評価・・・※よく出来た。 ※まあまあ、出来た。 ※出来なかった。
分析的評価・・・※良かった=出来た。 ※悪かった=出来なかった。
では、どこが? なぜ? 等、掘り下げて事由についても評価対象とする。
減点主義・・・一定の業務基準に満たない事柄を減点していくことになる。
加点主義・・・一定の業務基準を超えていることを前提として、
特に評価できる事柄を加点していく。
※業務基準とは・・・ 例えば、正確性、達成速度、責任感、勤務態度など。
人事評価と人事考課を同義とする企業は少なくありません。
しかし、比べてみると違いは歴然ですね。
終身雇用システムが崩壊し、非正規雇用が大きな割合を占めるようになりました。
わたしは、『人事考課』であるべきと思いますが、
現実は、本当に惨憺たるモノです。
基準があいまいであるばかりか、
評価する立場の管理者が、評価の意味を理解していないなんてケースもあります。
では、どうするか?
自身が、上に行くしかありません!