いいタイミングで縁があって参拝いたしました。
信濃國一之宮。正一位。諏訪大社。
まず、前宮。
駐車場から一の鳥居。ゆるい階段を上がります。
右側に「内御霊殿」
ここに神気を感じますが、さらに階段を上がり、
石畳の坂を上がると拝殿が見えてきます。
拝殿にたどり着き、あらためて見渡すと、
柔らかな日差しと水のせせらぎが相まって良い空気感です。
参拝される方がまばらな感じで落ち着きます。
しばらくおりましたが、拝殿から受ける印象は、強くありませんでした。
石畳の坂を下り、階段へ。
右手に十間楼をみて、左へ。
「内御霊殿」ご神宝を祀ると言われています。
諏訪明神の幸魂奇魂を祀るとも。。。
強くはありませんが、やはり、神気を感じます。
諏訪大社は、上社 前宮 本宮と、下社 春宮 秋宮で構成されている?ようです。
四ヶ所を統じてひとつの社。奥深い由緒があるのでしょう。。。
つぎの訪れたのが、本宮
広々とした参道です。イベントもやっています。骨董市ですね。
昔ながらのおみやげ物屋さんや飲食店があります。
大鳥居をくぐります。
やはり、信濃の国、一ノ宮らしい佇まい。
しかも、今までに感じたことのない神気を感じます。
まず、左に廻り『布橋』という回廊のような建物を進んでみます。
『大国主社』があります。
真摯に参拝しましたが、お会いできなかったようです。
『東御宝殿』、そして『四脚殿』、『西御宝殿』と続き、拝殿に向かいます。
参拝所は、少しだけ込んでいましたが、
ほどなく、良い瞬間が訪れました。
『建御名方神』
到着してから、ずっと感じていた神気は、まぎれもなくここでした。
『頭領神』こんなワードが浮かびます。
勇猛果敢な武神というより、頭領の風格を感じます。
「徳を以て仁を行う者は王たり」という印象です。
古事記に書かれた建御名方神のエピソードですが、
参拝した印象では、創作という認識です。
わたしの主観的見解です。明確な根拠は、ありません。。。
古事記を真実とされる説に異論、反論があるわけではなく、わたしは、そう思うということです。
この地を統じた経緯は、わかりませんが、
土着の神というより、国津神という言葉がしっくりきます。
落ち着きます。良い神社でした。
確実にまた参拝します。