折曲厳禁 桜梅桃李 壁を超えるリーダー像

壁を超えるリーダー像

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リーダーシップ。

わたしなりに基本としている姿勢があります。

世間でよく聞くリーダー像に、

みんなの意見を尊重して民主的に進める。民主主義だ。

とか、すべて任せる。放任主義だ。とかありますね。

どちらも、わたしは忌避しています。

 

わたしが、そんなポジションにいるときに気をつけていることは、

すべてのスタッフが考えられる環境を作ることです。

そして、それぞれが業務を進めやすくするにはどうするか?です。

さらに予測できる状態、事態を想定し対応策を用意しておくことです。

 

業務の難易度は、個々のケースによりますから、

スタッフの資質、能力、錬度により差配が必要になります。

スタッフの習練が初期段階では、大枠、大筋の見立てをわたしが構築し、

現場の段階で、スタッフの工夫、試みを活かす感じです。

そして次の業務では、スタッフの業務レベルを引き上げていきます。

つまり、進むべきビジョンと行うべきミッションがチーム全体に共有され、

メンバーはリーダーから「命令」されて行動するのではなく、

自分の「課題」「問題」として主体的な取り組みを開始します。

メンバーがモチベーション高く、前向きに動くことで、

チーム全体の組織力が向上し、目標を達成できるようになるというのが、

わたしのリーダーシップの軸になっているようです。

ただし、緊急時には、強力にワンマン的に詳細な手順まで指示をします。

この2通りの姿勢ですね。

 

できれば、ワンマン的な手法は執りたくありませんが、

無駄な時間と作業を排除して徹底的に効率を高めないと処理できない案件には、

やむをえないと思います。副作用的になりますが、

圧倒的な処理能力、対応力の違い、さまざまな手法を、

実際例として見せることができればさらに良いかなとも思います。

 

では、平常時にわたしは、具体的に何をするのかといえば、

作業を伴う部署ならば、まず、安全確保。

作業場の配置、作業スペースの確保、動線の確保ですね。

つぎに、効率化。

作業手順の確認、機械工具の準備、適正な人員の確保ですね。

そして、進捗の確認から工程の修正。

これも重要です。納期的な設定もありますから。

事務的作業が主な業務の場合と、

クリエイティブな業務の場合は、少し複雑なのでまたの機会に。

 

わたしが、今まで執ってきた姿勢は、

上からあるいは、先頭から引っ張るというより、

カーリングのブラシのようなものかと思います。

大筋から外れないように、あるいは狙いの方向に石を誘導するみたいな。。。

本人たちは、やる気=勢いを維持していれば、いつの間にか思惑の位置に到達ですね。

そして、業務を通して多くの考える場面を意識することで、

なぜ、出来たのか?、または、なぜ、出来なかったのか?を検証し、

次につながる階段を一段上がれるように思います。

 

 

 

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