久しぶりの『3つの~』シリーズです。
・あきらめない
・あわてない
・断らない
オプションで、あと2つ♪♪
・無理しない
・他者に投げない
少し長くなりますが、重要な事柄なので丁寧に説明いたします。
・あきらめない
スポーツによくある光景の「あきらめない」は、
「最後まであきらめない」的な使い方ですね。
ここで大切なのは、
業務指示、さまざまなプランニングを前提としますから、
「最初からあきらめない」ということです。
つまり、実行の可否を検討して出来ない、無理!!とするのではなく、
実行を既定として考えるという姿勢です。
基本は、どうすれば、出来るのか?ですね。
あるいは、なぜ、出来ないのか?ですね。
・あわてない
これは、そのままを意味しますが、
ポイントは、「見立て」にかかっています。
しっかりした根拠と計算に基づいた無理や無駄の無い工程ですね。
さらに重要なのは、変化への対応です。
状況、仕様、数量、納期等、予測される変数は少なくありません。
それらを想定した「見立て」を、構築しましょう。
・断らない
これは、ある意味で重要です。
出来るできない以前の問題ですから。
上長は、部下に対して「この業務は出来るまたは、出来るだろう」と見立てて指示をします。
これを断るには、相応の理由があるかと思いますが、後に大きく影響します。
「断る」という選択肢は、営利を追求する民間企業間の取引ではありえません。
なぜなら、二度と発注がこなくなるリスクがあるからです。
さらにBadなケース・・・ありますよね?
わたしには出来ない→断りたい→でも、断れない・・・
→仕方なく、言われたようにやる→言われた事は(しぶしぶ)やるしかない・・・
このケース・・・
・あきらめない の項とは、受け手の意識が大きく違います。
あきらめる場合は、私には手に負えない的な自信の無さが見えます。
・断らない の項では、業務に対しての拒否、拒絶感を感じます。
ですから、開き直りと虚無感?のようなオーラがあなたから出まくりかもしれません。
どう切り抜けるか? あとは、あなたの腕次第!
・無理しない
よく見かけます。
休憩時間短縮、早出や残業、休日出勤を重ねてがんばる方。。。
まず、冷静になりましょう。
客観的にご自身を見てみましょう。
たとえば、今のご自身が部下だったらどうでしょう?
たとえば、今のご自身が上司だったらどうでしょう?
たとえば、今のご自身が取引先だったらどうでしょう?
たとえば、今のご自身が同窓生だったらどうでしょう?
たとえば、今のご自身がお隣さんだったらどうでしょう?
継続できない無理をしてるとは思いませんか?
企業活動は、継続が基本です。
継続を前提としない業務は、何も生み出しません。
・他者に投げない
さすがに、自身への指示を他者に投げる人はいないでしょう。
次の例を読んでください。
総務課に所属するAさんは、明日から有給休暇を取得しており、
本日中に△△△についての報告を上長(主任)にするつもりだったが、
Aさんの退社時刻になっても、主任が本社から戻らなかったので、
顔見知りの営業課に所属するBさんに、「総務課主任に言っといて」と話し退社しました。
どうでしょう?
Aさんの行動に引っかかりを感じましたか?
これについては、ご自身で掘り下げてみてください。