日常生活はもちろん、職場でもネガティブな気分にざわめく時ってありますよね?
「ん~ん、ダメダメ。物事は、ポジティブにね!!」とか心で切り替えますよね?
「いやいや、ポジティブ思考って良いことでしょ!!」 はい。ごもっともです。。。
何がNG??
それは、過程と「間の有無」とかでしょうか。
ネガティブな感情ってムカっ!!とかピキーン!!とかの怒り、
イラつき、凹んだり、自己嫌悪や自信喪失とかさまざまですね。
大切なのは、ネガ→即効ポジ変換することではありません。
大事なのは、ネガ→ポジ変換の前に立ち止まる行程=間(ま)があるかどうかです。
立ち止まり、冷静に状況を認識、分析をせずに即効ポジ変換してしまえば、
因果のプロセスを置き去りにしてしまいます。
事象や結果によってあなたがネガ反応をしてしまうわけですから、
そうなった要因、過不足していた何かがあるはずです。
環境や外的要因など自身でコントロールできないこともありますが、
要因として、自身の責による過不足ならば、一言で実力不足…
因果のプロセスを置き去りにしてしまうことで、
いつの間にか、要因をすべて他者、外的要因と勘違いする危険性があります。
最悪では、自身の過大評価につながるケースも…
当然にあなたの生き方にプラスにならないと思います。
自身の実力をできるだけ冷静に認識して、
謙虚にさまざなことに向き合う姿勢を忘れずにポジ変換がおススメです。
ついでに、もう一段掘り下げてみましょうか。
ネガティブな感情って感情なんですね。あたりまえかぁ
それで、本来、ヒトには本能ってものがあります。
このネガティブな感情に対する本能=即効反応がありますよね。
とりあえず、3つ。 ・闘う・逃げる・固まるです。
つまり、ヒトはネガティブな感情→本能的な対応(無意識に)をとるわけです。
そして、タイムラグの後、「何とか打開しよう」とする本能(気づき)が動き出すのです。
ある意味では、自然な人間力から発するポジティブ思考かもしれませんね。
しっか~し、ネガ→即効ポジ変換だと本能的対応前に感情を上書きするようにポジ変換され、
「何とか打開しよう」とする本能の芽をも無くしてしまいます。
世間では、「ネガポ辞典」とかいうものがあるらしい。
ネガティブな事柄をポジティブに変換する辞典です・・・
冷静さを失わない、くよくよしない、前を向くっていうことで、
ポジ思考は有効だけれど、なんでもかんでも即効ポジ変換は、”NG”でしょ☆