毎年、ポーラ美術館に「モネ」さんを見に行くのですが、
今年は、先日の横浜美術館同様に多くの作品が茨城にレンタルされているようです。
ということで、水戸に行って来ました。
しか~し、私の今回のメインは、「ルノワール」さんです。
ルノワールさんといえば、裸婦系の作品もありますが、
やはり、「レースの帽子の少女」に目を奪われます。。。
この作品の何に…?
わたしは、一言で「質感」です。
レースの帽子、ブロンドの髪、洋服の素材感…
見れば見るほどに…
そして、何かを見つめる柔らかな表情…
視線の先にあるものが何なのかなぁ…と、
同じ時間、空間を共有しているようにさえ
感じてしまうほどに引き込まれます。
写真を数枚撮影しましたが、まったくだめでした。
…やはり、ポーラ美術館に来年も逢いに行くようになるのでしょう。
さて、「モネ」さんと言えば、睡蓮系が有名ですが、
この作品も見かけたことがあるのでは?
散歩-日傘をさす女-という作品も良いですね☆
わたしは、「モネ」さんの作品を見ると、
すごしやすい気候とやわらかな風、
わずかな草木の香りに包まれるような
贅沢に流れる空気を感じます。
「モネ」さんの作品は、いつまでも見ていたい安らぎがあるようです。
こころの縛りをすこしずつ解いていく…時の流れが心地良い…
この2点の作品も、ポーラ美術館所蔵です。
今までに何度か見ていますが、
飽きること無く癒されます。
ポスターや複製画が販売されていますが、
わたしは、身近に…どうかなぁ?
今のところ、買う気にはなりませんね。。。
そして、今回の展示では新たに
マルベール・マルケ
メール港の眺め
この作品、見れば見るほど技巧のかたまり。
遠景は靄がかかったよう…
水面の陰影、白煙の立体感、
手前の岸壁に降る雨…
どうやって描くんだろう?
撮影が許可されていないエリアだったので、
しっかり、脳裏に焼き付ける。。。
最後に、ピカソ
ピカソさんの世界は、まだまだでしたが、
ほんの少しだけ…
わかりかけてきたかも?
なんとなく南国の雰囲気?
女性?
花をバスケットに入れてる?
帽子、髪型、全体の明るさと、
表情の重なり…
イイのかも?
いや、まだまだ深いようです。
撮影許可エリアで一通りを撮りましたが、
あらためて最初から、いつもと同じように。
ひとつひとつの作品を、丁寧に見ていくと満ち足りた気持ちになごみます。
あわただしく変化する日常…
本能的に、忘れてしまったものを思い出そうとしているのかもしれません。