一畑電鉄 出雲大社前駅のレトロっぷり！
電車なのに一時間に一本・・・
なんか、考えるというか、物思いにふけるには、
ちょうど良いけれど、木のイスは居心地が悪い・・・
ここから、『湯の川温泉』に向かいます。
日帰り温泉施設『四季荘』
このあたりでは、『玉造温泉』ですが、一人旅には賑やかすぎます。
悠久の時を超えて 神代の時代に想いを馳せます。
防水のMP3プレーヤーには、チベット出身の【alan】さんの曲。
チベットフェイク・・・大地と共に生きるヒトの原点を感じます。
我欲や自己中心的な個性の尊重がまかり通る現代に暮らすわたしに、
”共に生きる”ことを思い出させてくれます。
湯の川温泉には、温泉街なんてありません。
数軒の旅館があるだけの何もないところです。
ひなびた・・いえいえ、寂れた・・・いえいえ、もともと、そうなんです。
雲に隠れがちな月をみながら、仕出し屋さんの弁当を夕食に
静寂を楽し・・・ガガガガガー 温泉をくみ上げるポンプ！
まあまあ、しばらくの我慢・・・
ワインは、島根ワイナリーの白『縁結 ソーヴィニヨン・ブラン』
空も山も変わらない。変わるのは、ヒトだけ。
ヒトが創り、ヒトが縛られ、ヒトを傷つけ、ヒトを壊し、また何かを創る。
神代の時代も戦国時代も、そして昭和も。
みんな、短い生涯を懸命に生きてきたんだろう。
わたしは、どう生きていこうか・・・
気がつけば、朝。
松江に向かいます。
松江といえば、松江城ですが行ったことがあるのでパス。
八重垣神社に行って、どこかでお昼。午後から足立美術館の予定。
八重垣神社参拝は、別に書きます。
さすがに立派。
八重垣神社までは、ここから市営バス！ 戻りも市営バス！
お昼・・・駅周辺は、イマイチ風情がありません。
足立美術館へのシャトルバスが出ている安来駅に。
安来駅 撮影を忘れるほど何もない・・・いや、あった！
とりあえず、タクシー・・・いない。
タクシーで『舶来屋』という洋食屋さんに行く予定が・・・
駅前にあるのは、ラーメン屋さんと焼肉屋さん・・・周辺を検索しても×
諦めてバスに乗り足立美術館に向かう・・・
いけません。。。周辺には、蕎麦屋と懐石、そしてドジョウ料理しかない。
足立美術館 『大観』でビーフカレーとロールケーキ、ワイン！ 落ち着いた。
足立美術館といえば、横山大観と庭園です。
今回で二度目ですが、大観さんの小さな作品に目が留まりました。
しかし、騒がしい・・・
ツアーや旅行で連れてこられました的な観光客さん。。。
あれ？、中国人観光客さんのほうがしっかりと鑑賞しているようです。
中国の方たちってお城や温泉では騒がしいけれど、
こういうところでは違う印象ですね。
朝鮮人観光客さんは、どこでも騒がしいのと対照的です。
庭園の見事さは、圧巻です。ため息しか出ない感じです。
まさに日本庭園の王道なのかもしれません。
今回、一番気になった小径です。
何でしょうか。バーンと広がる庭園ではなく、
その先を予感させる道に魅かれたようです。
明るく柔らかな日差しが差し込む道の先に何がある？
何が、わたしを迎えてくれるんだろうか？
興味を、想像をポジティブに楽しんでいる今のわたしは、
きっと、幸せなのでしょう。
夕方になるまで館内を堪能しました。
焼き物も基本技術の確かな作品に魅かれるように感じます。
年齢のせいかストーリーが浮かんだり・・・
シャトルバスに乗って安来駅そして米子に向かいます。
日本海の魚を居酒屋で！ノドグロって美味しい！・・・その後、東京に。
少しゆるかったけれど、充分に満足。良い旅でした。
