こちらは、初めての参拝になります。
外宮の中心となる豊受大神宮。
ご祭神は、豊受大御神。
鳥居から手水舎、参道、そして正宮まで、
邪気のようなものを全く感じません。
それでも拝所に立つと圧倒されるような結界がある印象です。
参拝される人々の想いや願いをすべて吸い込んでいくように感じますが、
ほとんどが、拝所を通ると消えている。。。
すべてが無くなっているのではなく、集約されてさらに導かれるもの、
留保されるもの、排除されるもの・・・
人々の祈りをすべて受け入れてはくれるが、
聞き分け、その人を見て、その想いは御心に適うのか・・・
適う願いだけが中重鳥居を通り、聞き届けられるのかもしれません。
拝所から御正殿は、見えません。
遷宮された古殿地から見えるのも東宝殿、西宝殿くらいまでのようです。
豊受大神宮の御正殿。千木は外削、鰹木は、9本。。。
こういうウンチク的な事柄、神の御心が・・・的なのめりこみは脇に置いて、
陽の光、木々の呼吸、鳥のさえずり・・・
あるものだけ、素直に受け入れて時を過ごす。
そんな参拝となりました。