毎夜、豊受大神のもとへ通っているといわれる月読尊がご祭神。
豊受大神宮から少し離れた位置に鎮座しています。
こちらも初めての参拝です。
拝所に立っても特に神気を感じません。
少し離れたところで鎮魂してみます。
保食神とのやりとりから荒々しさを想定していましたが、
違っていたようです。
穏やかな気持ちを取り戻す神気とは異なり、
『冴えてくる』という印象でした。
境内に豊受大神宮 摂社 高河原神社があります。
ご祭神は、月夜見尊御魂。
周辺開拓の守護神とされているそうです。
こちらも古殿地が隣接しています。
遷宮があるのでしょう。
日の神、天照大御神に対し、月の神または夜を支配する月読尊。
ミステリアスな存在でもありますが、
『クール』、『孤独』的なイメージもあります。
参拝すれば、真の神気に触れられるかと思っていましたが、
私の中での月読尊は、まだ闇の中です。
駅から近いこともあり、近隣は住宅街かもしれません。
神域に少し、アウェー感がありましたので、
無理に伊勢神宮としてでなくとも、
地域の宮としてあるべき姿のまま、守っていただきたいと思います。