再拝になります。
今回は、12号側の西参道からの参拝です。
日当たりのせいか、数年前とは違う印象でのぼります。
手前から『伊邪那岐宮』、『月讀宮』、『月讀荒魂宮』です。
左が、『伊邪那美宮』、右が上の画像と同じ『伊邪那岐宮』なので、
四つの宮が並んでいます。
参拝は、『月讀宮』→『月讀荒魂宮』→『伊邪那岐宮』→『伊邪那美宮』。
静かで落ち着いています。
内宮とは、参拝に来られる人々も少し違います。
・大声で話さない・拝所に居座らない・お賽銭を投げない…..
今回は、この場所の居心地が良かった。
記紀に書かれたエピソード、多くの方が調べた文献をもとに想像された月讀神。
男神か?女神か?…論争がありますが、
わたしにとって、月讀神は形のない神そのものの印象です。
ゆっくりと呼吸を整え鎮魂し浮かんでくる言霊は、『契約』。
普通は、神との契約…畏敬どころではありません。
裏切り、背徳、嘘、欺罔…こんなことを考えただけで怖ろしい。
でも、真摯に生きようとする私にとっては、
師のような先達のように感じる月讀神に、現人を通して
警告や道のりのヒントを示される予感があります。
つまり、神に恥じない生き方を求める限り、
何も怖れることはありません。
どこまでも、まっとうに生きていくこと。
引き締まる思いを新たにした良い参拝でした。