本殿三社に祀られるご祭神は、
中央:日本大国魂大神(やまとおおくにたまのおおかみ)
向右:八千戈大神(やちほこのおおかみ)
向左:御年大神(みとしのおおかみ)
日本大国魂大神(やまとおおくにたまのおおかみ)は、
大地主大神(おおとこぬしのおおかみ)で、
宮中内に天照大神と同殿共床で奉斎されたが、
第十代崇神天皇六年に天皇が神威をおそれ、
天照大神を皇女 豊鋤入姫命をして倭の笠縫邑に移されたとき、
皇女 淳名城入姫命(ぬなきいりひめ)に勅して、
市磯邑(大和郷)に移されたのが当神社の創建であると伝えられている。
JR桜井線:長柄駅から歩いてみました。
初秋の風が心地いい。
強力ではないのですが、重厚感のある圧を感じます。
神気…神域全体を…と言うよりも、ピンポイントです。
私のイメージから若干かかっているバイアスが気になりますが、
古神道というのか、縄文時代に通じる、やさしくない神の空気感です。
それでいて、その威圧感はアクティブでは無いようです。
ざっくりと言えば、雷おやじが昼寝をしているよう…
御祭神 雨師大神 雨師大神即ち水神様。
当社は古く、大倭神社注進状にも記載され、
吉野にある丹生川上神社上社の本社でもあるとのこと。
こちらは、強い神気に圧倒されました。
祓われるような感覚は、奈良に着いて初めてでした。
ご挨拶をすませると蝶が舞っていました。
偶然であってもいつものように勝手に勘違いしておきます(^^♪
厳島神社 = 御祭神 市杵島姫命
事代主神社 = 御祭神 事代主神
朝日神社 = 御祭神 朝日豊明姫神です。
こちらでは、向右の朝日神社から重さのある神気を感じます。
中央の事代主神社からは、清の文字が思い浮かび、
そして向左の厳島神社からはいつもと違う凛とした神気。
境内には、戦艦大和に関係する碑、展示館がありますが、
大和神社…全体に伊勢神宮と同格とも言われた古社とは思えません。。。
わたしの思うところ、侘び寂びが浅い…チープな印象…
水、木、石、土など古来からあるもの、時を重ね出来た宝石といわれるもの、
紙、彫、焼きなど伝えらた伝承の技ものなど、
奥行きを感じさせるプロデュースとまとまりが欲しいところです。
神域にポテンシャルは、あるように思えます。
そして、神威は畏怖すら感じるほど身が引き締まります。
もしかすると、荒ぶる神なら今のままでいいのかもしれません。
お金儲けが見え隠れする怪しい社?いやいや、商店?が稀にありますが、
対極にある真の神道をお示しいただきたいと思います。
途中にある、素戔嗚神社。
挨拶して通り過ぎました。
土地に根付いた神社だけに清らかに維持されています。
大和神社
再拝は、ありそうです。
もっとゆっくり向き合ってみたいという衝動があります。
魂の吸引力というものでしょうか。。。
それと、境内には、増御子神社があるそうです。
画像で見る限り、良い感じです。
次の機会が楽しみです。