折曲厳禁 旅の徒然 2022 古の宿場町 馬籠宿 妻籠宿 奈良井宿

2022 古の宿場町 馬籠宿 妻籠宿 奈良井宿

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馬籠宿

急に2日間のお休みが取れた。
せっかくなので、なかなか行けなかった中山道の宿場巡り。

東京から一番遠い『馬籠宿』
車で4時間以上。。。
なんといっても、諏訪まで迂回するんで・・・遠い。
まずは、ボチボチ歩いてみますが、
あれれ? 坂道・・・上り。
とりあえず、展望台までと思っていたけれど、キツイかも。

高札場

まだ、時間が早いのか? お店が開いていない。
風情はあるんだけれど、一汗かいた感じで、浸れない。
そして高札場についた。
画像で見るよりも、高さ、大きさを感じる。
街のお知らせ・・・みたいなものかと思っていたけれど、
改めて見直すと、下々の民としては、威厳すら感じる。

展望台からの風景は、気持ちのいいものです。
少しだけ風に当たれて落ち着きました。
帰りは、下り坂になるんで、ボチボチ降りていきます。

馬籠本陣は、藤村記念館。
脇本陣は、馬籠脇本陣資料館になっている。
せっかくなので藤村記念館を覗いてみた。
島崎藤村の作品は、読んだことが無かった・・・
明治から昭和の生活様式をサラッと流し見て、
蔵のような建物には、蔵書… まさに蔵書☆
背表紙のタイトルだけを見ていくと、
少しだけ、彼が過ごした時代が感じられた。気がする。。。

妻籠宿に到着。
馬籠宿から妻籠宿までは、クルマだとスグな感じ。
駐車場は、何か所かあるようだけれど、やはり端(中央駐車場)をチョイス☆

水の流れる音は、涼しげで気持ちいい♪
尾又橋 川を渡ると妻籠宿に入ります。
川の両岸には水管理の施設らしきものがありますが、
全てブラウン系に塗装されていて目立たないよう配慮されています。
さすが、景観保護地区☆

妻籠宿は、歩きやすい☆彡 道幅も広めで平坦。
なんとなく感じていた馬籠宿の違和感は、時代背景のようです。
わたしの求めていた旧街道、宿場町といえば、江戸時代。
水車小屋での発電施設の案内、
明治以降のガラス窓の建物や洋服を着た姿ではなかった。

門扉や駐車場が無く、街道スグに引き戸。
歓迎しない侵入者を阻む、昇り、下り、直角に曲がる道。イイ感じ。

旅籠屋。
少し、お邪魔して座ってみます。
畳の寝所的なスペースで柱にもたれかかると、
時が巻き戻されていくようで落ち着きます。
板の間に座り、街道を眺めれば、TVや映画で見た街道の賑わいが、
目の前に浮かんでくるようです。

道路は、舗装されていますが、雨天を考えると仕方ないのでしょう。
それでも板塀や板戸の風情は、欠かせません。

和菓子屋さんが営業を始めていました。
まだ、夏ですが、一つめに栗きんとんをいただきました。
甘すぎず、何と言ってもパサパサ感がなくて濃厚♪
そして『つまごの秋 柿と栗』こちらも美味しい♪
妻籠宿には、他にも甘味処はあります。
わたしは、こちらの『澤田屋』さん押しです☆

妻籠宿本陣は、南木曽町博物館になっています。
もちろん、入場して内部も拝見いたしました。
全国各地で見たお城の質素な感じ。
こじんまりとしていますが、厠はもちろん、水戸黄門で見た浴室もありました。
室内を撮影したのですが、ピンぼけ…
こういう場所は、他の観光客がいなければ、
空想の中で疑似タイムスリップを楽しめるんだけど…

だいぶ早いけれど、奈良井宿は翌日の予定。
何もしない贅沢の時間。
頭をよぎるのは、今こうしていられることに繋がる多くの方々への感謝と、
来年は、再来年は…どうしているんだろう。そんなことばかり。
いやいや、不安ではないのですよ。
何やってんだろうねぇ。このろくでなしは~、って感じ。

奈良井宿に到着。
かなり前に一度訪れたことがあります。
変わらず、良い雰囲気です。

木曽のものづくり 『土- とおいち』
買ってきました。普段使いに手ごろなお品☆彡
作家ものには縁が無い無粋者で… 特に陶器や磁器はさっぱり…
でも、第一印象で決めました(笑)
お箸やお椀、お皿も拝見いたしましたが、予算オーバー⤵
とおいちさんを出てから、お箸、お皿をずいぶん見たけれど、
どれもピンとこない。合わない感じでした。
まぁ、いずれ、どこかで巡り合えることもあるでしょう。

COVID-19 の影響は続いていて生きづらいこの頃ですが、
充分に注意と配慮して、そろそろと一人旅に。
横須賀美術館のお能は、抽選で外れましたが、
9月には、下田辺りをぶらぶらしようかと。
蓮台寺とか…思い出すなぁ。楽しみです。

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