まずは、旅の交通除けに。と思ったら、
こちらは、龍宮神社
小高い丘から海を臨む位置に鎮座しています。
ご祭神はわかりません。
大漁祈願 家内安全と書いてありますが、
欲張らずに海難除けに絞ってみたりしないのかなぁ・・・
五穀豊穣や豊作祈願と同じでは?と言われると違和感があるのです。
大漁祈願・・・人が魚を捕るのは生きていくために食べるため。
やがて、生きていくための糧を得るために拡大された。
必要以上の捕獲によって大金を得ようとしたり、捕り過ぎて枯渇してしまったり、
廃棄するようなことがあってはならない・・・くらいの戒めはあるとしても
我欲というワードは、自然と共生する生業に関わる方には忘れてほしくない事だし、
そんな視点こそが、まさに日本神道礎の一つとも言えるんじゃない?
稲取から伊東へ。
先の済広寺は、駅に近いせいか観光スポット的な雰囲気も見え隠れしましたが、
伊豆半島には、意外に良い仏像があるように思う。
熱海 伊豆山神社には惹かれる資料館があり、下田には上原美術館。
今回は、少し深掘りしようとお寺さんに。
本堂の画像撮れてなかった・・・
桜の時期でも紅葉の季節でもない境内の池// いや、これはこれでイイですけど。
伊東市十足 龍雲寺 宗派:曹洞宗 ご本尊:釈迦牟尼佛
『狐の戒名』民話で知る人ぞ知るこうそう稲荷が鎮座するお寺
この視線。。。
さて、お昼。
伊東で美味しいステーキと言えば、ステーキ池田ですが、
久しぶりに大衆ステーキを。
ファミレスとも違う味付けとボリュームは大衆ステーキならでは☆
神奈川ならチェロキー、東京ならビリーザキッド的な。
135号線沿い カウボーイ
画像は、400g ステーキ お味は想像通り♪ 大衆ステーキはもう当分いいなぁ・・・
中央:薬師如来坐像 平安時代前期 115.3cm
左:地蔵菩薩立像 平安時代 191.6cm
右:十一面観音立像 平安時代 190cm
画像には映っていませんが、薬師如来坐像の左右に大きな二天立像 145cm-158.3cm
平安時代=9世紀~10世紀 つまり西暦800年から1000年くらい 今から1000年前・・・
思いがけず、展示館の方にいろいろと解説していただきました。
南禅寺の由来、仏像群の紹介などなど。
神社では、祓い清めと自分自身に向き合う姿勢で参拝しますが、
お寺では、仏像と相対し問答するような姿勢になる気がします。
どちらもアプローチは違いますが、何かの判断、方向性など、
迷いを解消するためにお助けいただいているように感じます。
京都・奈良ほどではないとしても、
東国、東北にも技術と魂を感じる仏師の作が、あるのでしょう。
旅の折々にご縁があれば拝見したいものです。
そんな機会が楽しみだなあと思いつつ、急勾配の坂を慎重に戻ります。
小雨がポツポツ降り出した。本日は、これでクローズ
平日なので貸し切りか!!と思うくらい誰も来ない露天風呂
資料画像なので画像は晴天ですが、当日は哀愁の曇り空
帰りは、いつもの海沿い135号ではなく、久しぶりに伊豆スカへ。
ほぼ、クルマが走っていない。天気は、雨上がりの曇り。悪くない感じのドライブ。
自分のペースで山道コーナーを思い通りのラインを踏んで曲がっていく。
アクセルの動きに反応して繰り返すスムーズな加速、穏やかな減速。
排気量の大きなクルマ特有のトルクに乗る感じは、最近の過給機付小排気量車には無いもの。
遅すぎるクルマ、早すぎるクルマ、どちらもいない峠道・・・快適♪
そして箱根に。
初めての岡田美術館。特別展は、『若冲と一村』
若冲さんは、何度か各地で拝見しています。
緻密な描写でありながら、自然に、ある瞬間をとらえたような鮮烈な印象が残る作品。
今回は、特別展目当てではなく、一度、収蔵品を見てみよう♪的な。
絵画、陶磁器、工芸、彫刻、ガラスなど、多くの作品に目を奪われっぱなし。
縄文時代の土偶、埴輪・・・4階の蒔絵、漆工芸、そして仏像。
グレードの高い美術館を謳うだけに見ごたえがありました。
庭や開化亭などを楽しむには、お天気が今一つなのでまたの機会に。
トップ画像は、こちらの風神・雷神の大壁画 天地12m左右30mあります。
壁画を見ながら、足湯に浸かれます。
わたしは、車で行ってると足湯の気分にはならないかなぁ。
電車やバスの旅なら良いかもなぁ。。。
日帰りできる関東圏に住んでいるのに箱根に泊まって散策って贅沢なことですが、
関所跡とかベタなスポット、金谷ホテルのランチ、芦ノ湖周辺でケーキ、
旧道筋で密会の匂いがするような佇まいの旅館に一人で泊まるプランでも考えよう。